3.IREM時代(前編・コンシューマー系)

さて、スペランカーもこの時代になると大きく進化を遂げる。まず、おなじみファミコン版であるが、全てにおいてカラー化がすすんでいる。主人公もダイエットに励んだようで、スマートな好青年になっているようである。

システム的な面で言えば、面構成がシンプルになり、4面構成になったことが大きい。また、チェックポイントで区切らず、新しいステージに移行したことを音楽と、突然現れるリフトで表現するというシームレス化が図られている。また、各種BGMの追加(フィールド音楽、特殊アイテム取得時の音楽など、、)が行われた。ほとんど役に立たないが笑える隠しアイテムの登場も計り知れない楽しさ(怪しさ)をもたらしているといえる。

この移植はスペランカーシステムの楽しさの神髄を継承しつつ、新しい機能を追加するという大事業を成し遂げたという意味でとても評価できる。ロープからのジャンプの判定がシビアになっているという欠点もあるが、ちゃんとマニュアルにも基本テクニックとして

「ぜったい落ちるな!」

とか書いてあるし、、許してあげたいところである。極悪と評価されがちなスペランカーであるが、ゲームバランス(スペランカーがスペランカーたる理由を満たしているという意味で、、)は絶妙と評価したい。